このブログはおもに私の音楽活動について、時間を見つけて日本語で書いてきました。
是非シェアしたいテーマがあったので、しばらく継続して書いていこうと思います。
そのテーマとは
インドで子宮の病気が見つかり、代替医療のホメオパシーで3ヶ月間治療します
長くなりますが、ここまでの経緯を書いていきます。
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なぜ日本からインドに?
私は、日本で生まれ育ち、両親も日本人、20代後半になってからインドに留学。
留学する前は、東京のアートやクラブシーンに影響を受け、レゲエやダブを通過したベースミュージックを制作・リリースしたり、DJ活動をしてました。
ずっと電子音楽をやっていたので、なにかアナログなパーカッションをやりたいと思っていたところ、当時ハマっていたヨガや瞑想の延長で、インド古典音楽の代表的な打楽器、タブラに出会いました。
日本で出会ったインド人師匠の勧めで、コルカタ(カルカッタ)の大学院にインド政府奨学生として入学。
2012年末~2018年あたりまで、コルカタのローカルにまぎれて一人暮らし。
現地語のベンガル語を喋って生活してました。
現地の州立大学院でインド古典音楽を研究。
日本人で初めて、タブラ専攻で修士号(MA)を取得。
さらに博士まで行き、博士論文200ページを英語で書きました。
インドでは、テレビの音楽番組に出演したり、音楽誌ローリング・ストーンにインタビューされたり
その他雑誌や新聞に取り上げられたり、タブラ奏者として現地アーティストとのパフォーマンス、野外フェスティバルやインド都市部でDJとしても活動。
あぐらをかいてタブラを練習することも、インドの生活も、瞑想につながる紡ぐ世界でした
音楽、とくに楽器の演奏を通してわかるのは、実践的かつ重要な知識はフィジカルな体験から得られやすいのだということです。
例えば本を読んだり話を聞いても、実感としては不十分で、他者の体験や感覚と全く同化することはできない。
誰かに聞いたり教わってもまだ十分でない。
たっぷりと贅沢に、インドでの独特な時間の流れを通して味わいました。
禅の言葉で「冷暖自知(れいだんじち)」というのがあるそう。
水が冷たいか熱いかは、自分で実際に飲み、触って初めてわかるように、真の悟りは修行を通してのみ得られるという意味です。
数年間の多拠点生活からの、ロックダウン
大学院、タブラの修行、楽曲プロデュースやDJなどしながら、旅して周りました。
インド各地のヨガや瞑想、聖人たちのアシュラムで過ごしたり
デリーで演奏活動やテック関連のショートムービー製作。
台湾で3ヶ月のアーティスト・イン・レジデンスをしたり
もちろん東京の実家にいることもありましたし、コロナ前までは多拠点生活のようなことをしてました。
2020年ロックダウン、2021年結婚
2019年はほとんど日本にいて博士論文をなんとか仕上げ、2020年、さあ提出しようとインドに戻ったところ、パンデミック発生。
インドでも外国人が多くて住みやすく、感染率も低く比較的安全だったゴアで過ごしました。
2020年はリモートでひたすら楽曲制作。
アルバムプロデュース、国際交流基金スポンサーのプロジェクト、EPのリリースなどしました。
一緒に2020年のパンデミックを乗り越えたインド人のパートナーと、2021年4月に彼の両親が住むデリーで結婚しました。
結婚式直前の4月から5月にかけてインドに第二波がやってきて、1日当たりの感染者が40万人を超えたとも報道され、デリーの知り合いの日本人の方が亡くなるなど、自分の内も外も大混乱を極めました。
結婚式はそんな第二波真っ只中、ロックダウンや感染で招待していた親戚や友人もほとんど来られず。
本当に悩みましたが、インドの家族とごく身近な友人のみで行いました。
結婚式の模様のライブストリームはフェイスブックで2万回再生されました。
感染はどんどん広がり、さらに結婚式の数日後にパートナーの107歳の祖父が老衰で亡くなり、ゴアにすぐ戻る予定だったのですが、ふたたび着の身着のまま、今もデリーにいます。
インドで子宮筋腫と卵巣嚢腫がみつかる
そんな5月、ひどい頭痛と微熱、下痢、脇の下に1センチくらいのしこりができました。
PCRや抗体検査でコロナではないのは分かったのですが、この原因不明の嫌な感じの体調不良が2週間ほど続きました。
ラッキーなことにインド家族の一族に医者やホメオパスが多く、リモートで症状を伝え、指示されたあらゆる検査を受けたところ、腹部超音波検査で子宮筋腫と卵巣嚢腫が見つかりました。
日本と違って、インドでは処方箋なしで薬が買えます。
そこで私の場合は
- 婦人科医、ホメオパス、アーユルヴェーダ医などにリモートで症状を報告・相談
- 必要な検査を近所の検査ラボ(医師はおらず診察は無い)で受けて
- 結果のレポートを医師たちにWhatsAppで送る
- 処方された薬を薬局で買ってきて自分で飲む
という、DIYな感じで今の所やってます。
確かに医師と会わずに済み便利だし今の時代に合ってはいますが、ちょっと不安。
もちろん検査は継続して受けていきます。
婦人科の医師には、もしあなたがやりたければ手術で切ってもいいんだけど、緊急性はないので薬でコントロールしていったらと。
インドで、ホメオパシーで治療
そこで、義父母も強く勧めるホメオパシーのレメディを3ヶ月間プランしてもらって、完治を目指すことにしました。
結婚後すぐに子宮の病気が発覚、ということで、どうしてもなにか罰のように捉えてしまったり、過去や未来のことをあれこれ考えてしまったり、周囲の状況も相まって自分でもびっくりするくらいネガティブになってました。
身体が強いわけではないですがまあ健康、さまざまな自然療法に興味があり自分なりに勉強したり、食べ物にも割と気を使っていたほうだという自負があり、ショックでした。
友達に話を聞いてもらったり、インドで出会った治療家の先生たちに相談したり、もちろんネットでも色々検索し一喜一憂していたのですが
結婚したインド人パートナーの従兄弟である、ホメオパスのDr. Abhay Prakash Joshiを信じて、インドで今できることをやろうと思ってます。
彼は若いですが、不妊治療で多くの実績があります。
ホメオパシーって日本では全然馴染みがないし、私も知識がほとんど無いのですが、日本語で書き残しておくことでなにかのお役に立てばと思ってます。
ホメオパシーで子宮筋腫と卵巣嚢腫は治るのか?
それから、まさか自分が子宮の病気になるとは、そして偶然見つからなければどうなっていたのか、、、と
日々忙しく、なかなか自分のことを省みる余裕がない女性に向けて、啓蒙になればと思います!
病気が分かってすぐは、インドの感染爆発もあいまって死と病への恐怖とネガティブ思考でいっぱいになり、それがいつもの自己肯定感の低さを呼び戻してしまい、自分でも手がつけられない状態でした。
インドで、ホメオパシーで子宮の病気の治療をするという、誰でもできるわけではない身をもってする経験が、今度はどんな悟りに導いてくれるのか楽しみにするしかありません。
次回は、摂っているチンクチャーや薬のスケジュールなど具体的に書いていきます。
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