インドのデリーで感染爆発、パンデミックを過ごす
インドで知り合いがコロナで亡くなったり、友人が死亡率(mortality rate)が50%と恐ろしく高い、ブラックファンガスにかかるなど、5月は不安と恐怖と心配でいっぱいでした。
言ってみれば新婚ホヤホヤの、楽しい時期であるはずの自分に子宮の病気があることも分かり、また体調も悪く、それはそれは落ち込んでしまい。
良いことにフォーカスしようと、頭では分かっているけど、どうにも難しい。
状況的に自分に今、そんなことが起こるわけがないのに、自分自身の肉体、パーツや内蔵を切り刻まれ刺されて痛みと血を流すイメージが頭に湧いてしまい、それは私の心のダメージを反映していたと思います。
実際には、息子の年上の外国人嫁である私に対して、親身になってくれて、いつも温かく明るい(ちょっと口うるさい)インドの家族と、ロックダウンという成り行き上ですが同居し、めちゃくちゃ支えられて暮らしていました。
インドのお見合い結婚と家庭
私達のような恋愛結婚も増えてはいますが全体で言えばやはり珍しく、義父母の世代はお見合いで結婚するのが当たり前です。ダウリーなどの習慣がネガティブに取り上げられることもありますが、このインド的なお見合い制度は、家族として一族として合理的に機能するという意味ではよくできていると思います。
男尊女卑だと批判されがちなインドですが、確かに義母は家の外では一歩下がって、というポーズを見せはしますが、自分で自分を下げるような、自己卑下するようなことはありません。
義父は料理こそしませんが
- 洗濯:洗濯機に入れ、干して、取り込んで畳むまで
- キッチンの片付け:食器を洗い、しまい、シンクを拭く
- 食料品の買い出し:インドでは普段の買い物は夫の仕事
- 朝食準備:朝は一番に起きて、チャイを作ってまだベッドにいる義母に渡しに行く。フルーツを切ってお湯を沸かす
など、見えるだけでも結構いろいろ担当しています。
日本の場合、“家事労働を年収に置き換えるといくら”とか、私の実母もよく言っていましたが“妻を家政婦扱いするな”、などといった主婦の主張が取り上げられることもありますが
私の知る限りですが、インドでは家事仕事が低く見られるようなことがむしろ少ないのではと感じます。家庭を運営するという前提で結婚しているので、家事や育児に協力的な旦那さんがほとんどです。
もし夫が外で働いていて、妻が家事をしているのであれば、収入は当然夫婦二人のものという考えです。
友達夫婦では、奥さんが仕事で成功していて家計を担って家を購入、家事はメイドさん、夫はほとんど家にいてたまに仕事するフリーランス、というところも。もちろんレアなケースですが、それでも状況と周りさえ納得すれば、インドでも私達の世代は意外と自由です。
最近は共働きも多く、その場合は家事を分担して、できない部分はアウトソースしたりも。メイドさんを雇うのが当たり前の文化なのでそこは臨機応変です。
日本の場合、実母も含めて自分の存在意義を収入に置き換えて確かめなければいけないくらい、主婦たちの自己評価、自己肯定感が低いのかなと心配になります。
義母も卵巣嚢腫があった
もちろん親しき仲にも礼儀ありは、どこの国にいても同じですが、この時期に同居できて助かった部分が多かったです。
しかも義母も卵巣嚢腫があったそうで
「薬でコントロールしたの、でももう閉経したからね~」と病気の話もしてくれました。
「水を飲みなさいよ」
「私もそうだったから、病気で食欲あまり沸かないのは分かるけど、食べなさいよ」
と、ホントに気を使ってくれます。
私のインド人パートナーの従兄弟でホメオパスのマハリシは義母方のいとこで、義父母も普段からなにかあれば相談していているので、私もなんでも相談しやすいです。
生理の血の色を見るために、写真も送ってます。
治療がうまくいくことを祈るばかりです。
ホメオパシーのチンクチャー追加
先月から、子宮筋腫と卵巣嚢腫のために始めたホメオパシー。
15日経ってパワーメディスンと呼ばれるもの(1000、または1Mとつくもの)を新しく3種類。
- Thuja Occidentalis 1000 ch
- Calcarea Carbonica 1000 ch
- Apis Mellifica 1000 ch
マザーチンクチャーを一種類追加しました。
- Trillium Pendulum Q
パワーメディスンは一日おき、朝、白湯を飲んだあと空腹のまま摂ります。30分空けたら食事してオッケー。
パワーメディスンを摂っている間は、200とつくチンクチャーはストップします。
私の場合は、6月11日からThuja 1000をとり始めたので、一日置きに13、15日と他の二種類を摂ります。その間は朝と夜に
- Aurum Muriaticum Trituration Tablet 3Xを2錠ずつ
- Apis Mellifica Mother Tincture Qを10滴
- Trillium Pendulum Qを10滴
インドのホメオパシー薬局はこんな感じで、ズラリと薬瓶が並んでいます。
同じ種類の薬でも、インド製とドイツ製があり、マハリシが勧めるので私はいまのところどの薬もドイツ製のDr. Reckewegと、Schwabeです。
オンラインでも買えます。
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